2011年8月14日日曜日

JIS B 1603:Involute Spline

昨日、国立国会図書館へ行ってきた。ISO準拠のInvolute Spline規格 JIS B1603を閲覧するためにだったが、国会図書館にはなくて、関西から取り寄せる必要があるとのことだった。JIS ハンドブックの機械要素では全く理解ができないので、正本を読む必要があった。ページ数を聞くと300頁は優にあるとのことで、ちよっと閲覧では消化不良になると考え、思い切って規格の分冊を書店にて購入することにした。販売書店は国会図書館の館員が調査してくれる。価格は10,080円。帰路、中央線の電車内で読むと概要が理解でき、プログラムの構想まで見通せるようだった。Involute Splineの設計に当たっては本書は必須である。ISOの公差の仕組みの理解がポイントなのだが、ハンドブック機械要素では要約にもなっていないと痛感した。

旧JIS D2001と新JIS B1603の大きな差異は下記の通り。
JIS B1603 ではラック創成加工では転位ゼロで行うので、基準圧力角が JIS D2001と異なる。
平底スプラインに加えて丸底スプラインの形状も規格化している。
JIS B1603 ではISOの公差単位の考え方が採用され、将来のJIS B1603 の規格の変化の方向性の大きな枠組みが構築されている。ある意味では旧JIS D2001より理解しやすいのかもしれない。