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2009/03/08

油圧回路設計-(サージ圧)


画像は下記URLより引用しました。
http://homepage2.nifty.com/ty-1999/sindou-ryuutai/yuatu-kuukiatu-01.html

油圧回路設計で、私の経験上最も難しいのはサージ圧対策でした。対策としてはアキュームレ―タを回路に組みこむ(サージ発生源と思われる個所になるべく近い位置に配置)対策が先ず思い浮かべるが、電磁サーボバルブのような高級な回路設計の場合、アキュームレ―タだけでは解決しない。画像のなかで、交流バルブを直流バルブに変更しても改善効果は期待できない、との指摘が記されています。タンクへ戻るホース配管のクランプが外れ、ホース自体痛んで中のワイヤーが露出したトラブルを経験したことがあった。(アキュームレ―タは装着済)測定ではバルブとアクチュエータの間は想定内の圧力だったので、バルブの切換えタイミングに原因があったと思う。設計対策はアキュームレ―タ容量を上げることで対処したが、あまり目立った効果はなかった。偶然、バルブを交換(同一タイプのバルブ)して応急解決したが、原因は今もってよくわからない。高級、複雑なバルブ(購入品)の場合、誤組立品が届いてくることがあるので多分バルブ内部の切り替え軸の加工不良とかあったのだろう。バルブの切換え速度の問題は、私、個人的には結構大きな関連があると思う。切換えの動き始めの最初の一瞬にサージが発生するのだから。

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